2016年06月29日
薔薇
『薔薇』って字、書けません(笑)
母が、
どこからか薔薇を調達してきました。

キレイなのでお店に飾りました。
ところで、
私は過去に一度だけ女性に薔薇の花を贈った事があります。
真っ赤な薔薇を一輪。
あの時私、23歳。
そんなある夜、
私は原付をとばして彼女のアパートに向かっていました。
何かプレゼントをあげなきゃならなかった時だったのでしょう、
※ホワイトデーとかかな?忘れましたが・・・
コンビニに何か売ってるかなぁ、なんて考えていると、
街道沿いにまだ営業している花屋さんを見つけました。
花か・・・。
私は原付を停めて店に入りました。
あの・・・えっと、花を一輪欲しいんですけど。
「あ?どんなの?」
初老の男性店主はぶっきらぼうに私に言いました。
えっと、あの・・・よくわかんないんですけど・・・。
「・・・。」
戸惑う私を察してくれたのか、
「薔薇でいいだろ。」
と店主。
あ・・・は、はい!
「おい。」
店主は、若い男性従業員にアゴで指図をして
薔薇を一輪包ませました。
300円程度だったと記憶。
私は左手に薔薇を一輪握りしめ原付を再び走らせました。
花なんてあげた事無いや。
アイツ、どんな顔すんだろ?
ちょっとニヤけて到着。
60km/hの風を受けて、
茎はちょっと曲がっちゃってました。
後にも先にも薔薇をプレゼントしたのはその時だけ。
もう25年も前か。
あの子、今どうしているかな。
母が、
どこからか薔薇を調達してきました。

キレイなのでお店に飾りました。
ところで、
私は過去に一度だけ女性に薔薇の花を贈った事があります。
真っ赤な薔薇を一輪。
あの時私、23歳。
そんなある夜、
私は原付をとばして彼女のアパートに向かっていました。
何かプレゼントをあげなきゃならなかった時だったのでしょう、
※ホワイトデーとかかな?忘れましたが・・・
コンビニに何か売ってるかなぁ、なんて考えていると、
街道沿いにまだ営業している花屋さんを見つけました。
花か・・・。
私は原付を停めて店に入りました。
あの・・・えっと、花を一輪欲しいんですけど。
「あ?どんなの?」
初老の男性店主はぶっきらぼうに私に言いました。
えっと、あの・・・よくわかんないんですけど・・・。
「・・・。」
戸惑う私を察してくれたのか、
「薔薇でいいだろ。」
と店主。
あ・・・は、はい!
「おい。」
店主は、若い男性従業員にアゴで指図をして
薔薇を一輪包ませました。
300円程度だったと記憶。
私は左手に薔薇を一輪握りしめ原付を再び走らせました。
花なんてあげた事無いや。
アイツ、どんな顔すんだろ?
ちょっとニヤけて到着。
60km/hの風を受けて、
茎はちょっと曲がっちゃってました。
後にも先にも薔薇をプレゼントしたのはその時だけ。
もう25年も前か。
あの子、今どうしているかな。