2013年01月26日
餃子バアサン
10年くらい前でしょうか、
美味しい手作り生餃子を売りに来るおばあさんがいました。
店舗を持っていないので、いわゆる行商です。
『餃子の王将』ならぬ、『餃子の行商』( ´`ω´) ンフ
昭和の頃の行商と言えばリヤカーが定番ですが、
そのおばあさんは電動車椅子でした(笑)
車椅子の後部に、
商品である手作り生餃子をたくさん詰め込んだ
保冷ボックスを装備しています^^
数週間に一度の頻度でその愛車に乗って
スゥーッと音も無く(電動だからねー^^)、我が家にやって来ます。
「アンター!餃子どう?まだある?」
母が、じゃひとつもらっとこうかな、と言うと、
「アンター、今日これで終わりなのよね、全部買ってよ!」
ばーさんは商売上手^^(&断れない母)
そうして完売させると、
また音も無くスゥーッと、愛車に乗って帰って行きます。
左右確認しないで道路を横切るもんだから見ててヒヤヒヤ・・・。
電話での注文も受け付けてくれていました。
そしてまた愛車に乗って持ってきてくれるんです。
「アンター!3袋って言ってたけど5袋いらない?
今日これで終わりなのよね、全部買ってよ!」
ばーさん・・・(笑)
そしてまたスゥーッと左右確認無しで帰って行きます。
(不思議と事故は無し・・・運がいいな、ばーさん)
しばらくして体調を崩したらしく、
餃子はおばあさんちのお嫁さんが作るようになりました。
作れない、って事は行商もできないから、
欲しい時は車で10分走って、
その家までわざわざ買いに行きます。
車で10分かかるんだから、
電動車椅子だと30分はかかるかな。
毎度毎度よく来てくれてたもんだ・・・。
しかし、
お嫁さんが作るようになってから、
味が変わってしまい、
(不味くなった訳ではない。材料は同じだったんだろうけど・・・)
いつしか我が家は買いに行かなくなりました。
今、我が家のお気に入りは浜松市内のとある店の生餃子。
わざわざ車を飛ばして買いに行っています。(遠いからたまにですけどね)
ばーさん、何してるかな。
「アンター!餃子どう?」
ばーさんの声はまだ耳に残っています。
美味しい手作り生餃子を売りに来るおばあさんがいました。
店舗を持っていないので、いわゆる行商です。
『餃子の王将』ならぬ、『餃子の行商』( ´`ω´) ンフ
昭和の頃の行商と言えばリヤカーが定番ですが、
そのおばあさんは電動車椅子でした(笑)
車椅子の後部に、
商品である手作り生餃子をたくさん詰め込んだ
保冷ボックスを装備しています^^
数週間に一度の頻度でその愛車に乗って
スゥーッと音も無く(電動だからねー^^)、我が家にやって来ます。
「アンター!餃子どう?まだある?」
母が、じゃひとつもらっとこうかな、と言うと、
「アンター、今日これで終わりなのよね、全部買ってよ!」
ばーさんは商売上手^^(&断れない母)
そうして完売させると、
また音も無くスゥーッと、愛車に乗って帰って行きます。
左右確認しないで道路を横切るもんだから見ててヒヤヒヤ・・・。
電話での注文も受け付けてくれていました。
そしてまた愛車に乗って持ってきてくれるんです。
「アンター!3袋って言ってたけど5袋いらない?
今日これで終わりなのよね、全部買ってよ!」
ばーさん・・・(笑)
そしてまたスゥーッと左右確認無しで帰って行きます。
(不思議と事故は無し・・・運がいいな、ばーさん)
しばらくして体調を崩したらしく、
餃子はおばあさんちのお嫁さんが作るようになりました。
作れない、って事は行商もできないから、
欲しい時は車で10分走って、
その家までわざわざ買いに行きます。
車で10分かかるんだから、
電動車椅子だと30分はかかるかな。
毎度毎度よく来てくれてたもんだ・・・。
しかし、
お嫁さんが作るようになってから、
味が変わってしまい、
(不味くなった訳ではない。材料は同じだったんだろうけど・・・)
いつしか我が家は買いに行かなくなりました。
今、我が家のお気に入りは浜松市内のとある店の生餃子。
わざわざ車を飛ばして買いに行っています。(遠いからたまにですけどね)
ばーさん、何してるかな。
「アンター!餃子どう?」
ばーさんの声はまだ耳に残っています。
