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2011年08月19日

修行時代 その040

昭和62年春、地元の高校を卒業した僕は、

東京都杉並区のとある理容室に修行のため入店。

この時から6年間の東京生活が始まりました。

ここでは、その頃の日常の出来事を綴っていきます。




店の前の空き地がマンションになって、

一人のプロ野球選手が越してきました。

有名選手ではなかったので、

プロ野球に全然興味のない僕は知らない選手でした。

一応、一軍登録されてた事もあったとか。

スポーツ新聞に載った事もあったとか。

へぇ・・・。


なんせ、プロ野球に全然興味が無いもんですから^^


野球の事を根掘り歯堀り聞かなかったせいか、

はたまた僕のカットを気に入ってくれたせいか、

そのお客様はご来店のたび僕を指名してくれるようになりました。

前髪はいつも長めのご注文。

「それじゃ野球する時ジャマでしょ?^^」

なんて思いながらも注文通りカット。

身体はガッチリしていて、お尻なんて理容椅子にパンパン。

さすがプロは違うな、なんて思いました。

しかしほどなくして引退。

スポーツ新聞の片隅に小さくその記事は載っていました。


その後も店の前のマンションに住み続け、

ずっと僕を指名してくださいました。

引退後は普通の会社員になったみたいです。

(なんせプライベートをあまり聞かないもんで^^)


こんなイイ身体しててもやはりプロの世界は

厳しいもんなんだなぁ、って思いました。


ちなみに奥さんも美人でした。←コレよく覚えています(笑)


  
タグ :理容修行


Posted by すがぬま理髪店 at 12:37Comments(4)修行時代