2015年11月06日
過去記事 その001
書く事が思いつかないので、
過去に記事にした事を載せます。
ハイ、手抜きです(`・ω・´)キリッ!
私が高校生の頃、
我が家にドロボーが入りそうになりました。
未遂でしたが後日、犯人は無事捕まりました。
4年前のブログでして、
3話にわけて書いたそんなお話です。
※かなり長文です。お暇な時にどうぞw
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《第1話》
私が高校生だった、ある月曜日。
学校から帰宅した夕方、
両親と買い物に行き、家は留守になりました。
買い物から帰ると家の前に中高生が乗るような自転車が。
「誰のだろ?」
私は名前を見ました。
しかし知らない名前・・・。
「な~んだ、友達が遊びに来てくれたかと思った。」
家に入ると親が驚いた声をあげました。
「裏庭に誰かいる!」
見ると中学生らしき知らないボーズ刈りの少年が一人。
少年「猫がここに入っちゃって・・・。」
親「なんだそうか。キミ、家はどこ?」
少年「末広町。」・・・ふたつほど向こうの町内です。
それ以上、多くは語らず、
詳しい住所も告げず少年は立ち去りました。
見つけたら連絡してあげようと思ったのに・・・。
「なんだろねぇ・・・。」
そしてその夜、
「おい!トイレの網戸がっっ!」
見ると家の横の壁面に位置する
1階のトイレの窓の網戸が破られています。
「あいつ、泥棒だったんだ!」
窓は全開にならない構造だった為
そこからの侵入はあきらめ、
他の侵入口を探そうと裏に回った所で、
僕たちが帰宅、発見となったようです。
「なにが猫だ!」
「ケーサツだ!」
すぐに110番。
そこから警察による現場検証の長い夜がはじまりました。
《第2話》
約30年前、ボーズ頭の少年に泥棒に入られそうになった我が家、
110番すると警察の方々がドヤドヤと来て、
家の中はさながらTVドラマの様。
粉をポンポンして指紋を採る人、
フィルムみたいのを地面に貼って足跡を採る人、
事情を訊(き)く人。
おぉ!TVの中の風景が今ここにっ!!(0゚・∀・) ワクワク
親「中学生くらいの子が猫が入り込んだと裏に居て、
立ち去った後に網戸が破られているのをみつけた・・・。
少年は末広町に住んでいると言っていた。」
などと事情を話し、
そして私が重要な手がかりを告げます。
「僕、名前を見ました。苗字は※※(←今でも覚えてます)、
下の名前は読めない漢字だったけど
『熱』とか『熊』、『熟』みたいに
上下に分かれてる1文字の名前でした!」
ナイス、俺!
でも漢字に弱かったのは残念!
自転車に書いてあった住所まで見なかったのも少し残念!
住所(町名)はわかったので後日、
その学区の中学校(母校)の先生が
警察に依頼されたのでしょう、
生徒の集合写真をすべて持ってきてくれて、
犯人の顔を見ている両親と私で犯人捜しをしました。
しかし、当時の中学生は皆ボーズ頭。
全員同じ顔に見えます(笑)。
先生「※※って苗字の生徒はこいつとこいつ、それにこいつだけど、
一文字の名前のやつは居ないねぇ。」
末広町どころかこの中学校にも『※※熟』なる名前の人物は居ない事が判明。
こりゃ住所を偽ったな・・・。
しかし、自転車に書いてあった名前は紛れも無く本人のもの。
手がかりはそれしかない!・・・かな?(いや、盗難自転車だったら・・・??)
事件は振り出しかと思われた数日後、
我が家に警察から1本の電話がかかってきました。
親「えっ!?犯人が捕まったですって!?」
《第3話》
犯人逮捕(補導?)の連絡があった少し前の晩、
私は刑事さんの車に乗せられて
隣の中学校の学区にある1軒の家に向かっていました。
実はそこは容疑者の自宅でした。
犯人の自転車を間近で見た僕に、
「容疑者の自転車を確認してほしい。」
という刑事さんからの依頼。
容疑者宅から少し離れた場所に車を停め、
「そ~っとな。音を立てるなよ。・・・この自転車か?」
見るとまさにあの時の自転車でした。
名前はたしかに『※※熟』と。
「・・・そうです、これです。」
あんにゃろめ、末広町だなんて・・・ホントは××町じゃねーか!
逮捕当日、刑事さんが中学校に行き、校長室で待機。
校長室に呼ばれた生徒は事情が分かるとガタガタブルブル震え始めたそうです。
調べに対し、少年は数件の窃盗を自供。
「床屋は硬貨の釣銭がたくさんあるだろうから入った。」
床屋ばかりを狙っての計画的犯行でした。
逮捕を機に更生してほしいね、
とは我が家全員の願い。
それから数年後、
うちの親があの時の刑事さんに偶然会ったそうです。
親「あの時の少年は更生しましたか?」
刑事さん「あ~、ダメだありゃ。極道の道に行っちゃったよ。」
あちゃー('A`)
おしまい
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私の中ではけっこう好きな記事です^^
あー、しかしコピペって楽だなーw
過去に記事にした事を載せます。
ハイ、手抜きです(`・ω・´)キリッ!
私が高校生の頃、
我が家にドロボーが入りそうになりました。
未遂でしたが後日、犯人は無事捕まりました。
4年前のブログでして、
3話にわけて書いたそんなお話です。
※かなり長文です。お暇な時にどうぞw
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《第1話》
私が高校生だった、ある月曜日。
学校から帰宅した夕方、
両親と買い物に行き、家は留守になりました。
買い物から帰ると家の前に中高生が乗るような自転車が。
「誰のだろ?」
私は名前を見ました。
しかし知らない名前・・・。
「な~んだ、友達が遊びに来てくれたかと思った。」
家に入ると親が驚いた声をあげました。
「裏庭に誰かいる!」
見ると中学生らしき知らないボーズ刈りの少年が一人。
少年「猫がここに入っちゃって・・・。」
親「なんだそうか。キミ、家はどこ?」
少年「末広町。」・・・ふたつほど向こうの町内です。
それ以上、多くは語らず、
詳しい住所も告げず少年は立ち去りました。
見つけたら連絡してあげようと思ったのに・・・。
「なんだろねぇ・・・。」
そしてその夜、
「おい!トイレの網戸がっっ!」
見ると家の横の壁面に位置する
1階のトイレの窓の網戸が破られています。
「あいつ、泥棒だったんだ!」
窓は全開にならない構造だった為
そこからの侵入はあきらめ、
他の侵入口を探そうと裏に回った所で、
僕たちが帰宅、発見となったようです。
「なにが猫だ!」
「ケーサツだ!」
すぐに110番。
そこから警察による現場検証の長い夜がはじまりました。
《第2話》
約30年前、ボーズ頭の少年に泥棒に入られそうになった我が家、
110番すると警察の方々がドヤドヤと来て、
家の中はさながらTVドラマの様。
粉をポンポンして指紋を採る人、
フィルムみたいのを地面に貼って足跡を採る人、
事情を訊(き)く人。
おぉ!TVの中の風景が今ここにっ!!(0゚・∀・) ワクワク
親「中学生くらいの子が猫が入り込んだと裏に居て、
立ち去った後に網戸が破られているのをみつけた・・・。
少年は末広町に住んでいると言っていた。」
などと事情を話し、
そして私が重要な手がかりを告げます。
「僕、名前を見ました。苗字は※※(←今でも覚えてます)、
下の名前は読めない漢字だったけど
『熱』とか『熊』、『熟』みたいに
上下に分かれてる1文字の名前でした!」
ナイス、俺!
でも漢字に弱かったのは残念!
自転車に書いてあった住所まで見なかったのも少し残念!
住所(町名)はわかったので後日、
その学区の中学校(母校)の先生が
警察に依頼されたのでしょう、
生徒の集合写真をすべて持ってきてくれて、
犯人の顔を見ている両親と私で犯人捜しをしました。
しかし、当時の中学生は皆ボーズ頭。
全員同じ顔に見えます(笑)。
先生「※※って苗字の生徒はこいつとこいつ、それにこいつだけど、
一文字の名前のやつは居ないねぇ。」
末広町どころかこの中学校にも『※※熟』なる名前の人物は居ない事が判明。
こりゃ住所を偽ったな・・・。
しかし、自転車に書いてあった名前は紛れも無く本人のもの。
手がかりはそれしかない!・・・かな?(いや、盗難自転車だったら・・・??)
事件は振り出しかと思われた数日後、
我が家に警察から1本の電話がかかってきました。
親「えっ!?犯人が捕まったですって!?」
《第3話》
犯人逮捕(補導?)の連絡があった少し前の晩、
私は刑事さんの車に乗せられて
隣の中学校の学区にある1軒の家に向かっていました。
実はそこは容疑者の自宅でした。
犯人の自転車を間近で見た僕に、
「容疑者の自転車を確認してほしい。」
という刑事さんからの依頼。
容疑者宅から少し離れた場所に車を停め、
「そ~っとな。音を立てるなよ。・・・この自転車か?」
見るとまさにあの時の自転車でした。
名前はたしかに『※※熟』と。
「・・・そうです、これです。」
あんにゃろめ、末広町だなんて・・・ホントは××町じゃねーか!
逮捕当日、刑事さんが中学校に行き、校長室で待機。
校長室に呼ばれた生徒は事情が分かるとガタガタブルブル震え始めたそうです。
調べに対し、少年は数件の窃盗を自供。
「床屋は硬貨の釣銭がたくさんあるだろうから入った。」
床屋ばかりを狙っての計画的犯行でした。
逮捕を機に更生してほしいね、
とは我が家全員の願い。
それから数年後、
うちの親があの時の刑事さんに偶然会ったそうです。
親「あの時の少年は更生しましたか?」
刑事さん「あ~、ダメだありゃ。極道の道に行っちゃったよ。」
あちゃー('A`)
おしまい
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私の中ではけっこう好きな記事です^^
あー、しかしコピペって楽だなーw