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2010年10月15日

修行時代 その008

昭和62年春、地元の高校を卒業した僕は

東京都杉並区のとある理容室に修行のため入店。

この時から6年間の東京生活が始まりました。

ここでは、その頃の日常の出来事を綴っていきます。






もうひとつアシストネタを・・・。


下っ端アシスタントの大事な仕事のひとつに 

パーマのヘルプ 

があります。


パーマのヘルプは、主に

ワインディング 

(棒状のロッドを髪に巻きつける作業) 

のヘルプ です。


技術者(スタイリスト)の支持通りの太さの 

ロッドを用意 し、

薬剤の準備 もします。


当時(昭和62年~平成初期)、

修行先のお店で多くご注文いただいたパーマスタイルは、

オジサマならば ソフトなパンチ パーマ、

若い方ならばセンター分けで後ろに軽く流れる

吉田栄作風 

ソフトなパーマ(吉田栄作の人気はすごかったですね)。


スタイルに合わせて、

頭の部分ごとにロッドの太さを変えるので技術者の指示に従います。


指示に従い渡すのは順番に、

ペーパー、ロッド、輪ゴム

の3つ。



コレが眠い!


まぶたが重い!


ペーパー、ロッド、輪ゴムを技術者の取りやすい位置に

差し出すだけのホントに単純な作業。

連日の疲れが抜けないままそれが、

30~60分続くのですから

ほとんど罰ゲーム(笑)



店内に目を光らせ(と言っても下っ端はただアタフタしてるだけ笑)、

どの技術者のヘルプが最も優先度が高いか、

なんて考えながら走り回るのも大変ですが、

一人の技術者のそばを離れず淡々とヘルプをこなす・・・

どっちもツライ です。



今でも思い出す修行の印象は、


疲れた・・・、眠い・・・。


この二つですなぁ(笑)。





ヤギの毛を多用した肌触りの良いレディス・シェービング用ブラシ(手前)
  
タグ :理容修行


Posted by すがぬま理髪店 at 15:46Comments(2)修行時代