アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人

2010年10月23日

修行時代 その009

カットにご来店いただいたお医者様、

「床屋で耳を切られた、って患者さん来てね、

切った床屋の人も一緒に来たんだけど、

治療費はもちろん床屋さん持ちだったんだけど

ありゃ後で慰謝料とか払うもんなのかい?」

慰謝料はわかりませんが菓子折りの一つでも持って

後日お宅へお見舞いには行かなきゃでしょうね・・・

なんて答えておいたのだけれども、

ふと、専門学校の同級生「うに(♀)」の事を思い出した。







昭和62年春、地元の高校を卒業した僕は、

東京都杉並区のとある理容室に修行のため入店。

この時から6年間の東京生活が始まりました。

ここでは、その頃の日常の出来事を綴っていきます。




専門学校でのカットの実習での事、

僕がモデルで理容椅子に座って「うに」が技術者だった。

連日の疲れからウトウトしながら髪を切られていると、

右耳に激痛が走った。

激痛・・・てより最初はなんだかわからない感覚だった。

すぐに気付いた。耳を切られたんだ。

イテー!・・・体がピーンと硬直した(笑)

「うに」のハサミには僕の耳の○○が乗っかってる。

驚き、声をあげる「うに」。

声をあげたいのは俺だってば!(笑)

ウトウトから一転、眠気も吹っ飛び、キズの処置。

幸いちょっぴり切っただけだったので病院には行かず。

耳ってちょっと切っても大げさなくらい出血するんですよ。



もう20年以上前の話ですが、

僕の右耳にはその時のキズ痕が残っているかもしれません。

(僕には見えませんがね^^)



切りやすいのは必ず右耳です(ベリーショートにする場合)。

ハサミ(右利き)とクシの位置関係からですが、

今でも右耳の後ろ(えりあし)を切る時って気を使います。



こんな事書くと、

もしヘアサロンで未熟な技術者にあたってしまったら、

右耳の後ろを切ってもらってる時、ちょっとドキドキしますね。

スミマセン(笑)



そんな僕も顔そりの実習中、

同級生の「シダ君(♂)」のアゴを、

気持ちイイくらいスパッと切ってしまった記憶が蘇えります(笑)


彼のアゴには傷跡が残っちゃってるのかなぁ・・・ゴメンよぉ。




  
タグ :理容


Posted by すがぬま理髪店 at 07:43Comments(4)修行時代