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2010年10月29日

修行時代 その011

昭和62年春、地元の高校を卒業した僕は、

東京都杉並区のとある理容室に修行のため入店。

この時から6年間の東京生活が始まりました。

ここでは、その頃の日常の出来事を綴っていきます。




通っていた中央理容専門学校は、

新宿区にありました。

最寄り駅はJR山手線高田馬場駅。

のんびり歩いて駅から5分、

神田川西武線の踏み切りを渡って通学してました。


授業ではウィッグを使って学びます。

ウィッグとはマネキンの頭のこと。

カットはもちろんパーマもカラーも

人間の頭と同じようにかけられます。

ちゃんとメンズとレディース、両方あるんですよ。

保管場所は教室前の廊下のロッカーの上。

もしくは教室の窓(くもりガラス)の枠。

するとどうしても窓の外からニンゲンの顔

ボヤ~ッと見えるわけです・・・コレが恐い(笑)

夜、コレを見た近所の住民がひどく驚いたらしく、

学校に苦情が寄せられました(笑)

「窓枠にはウィッグを乗せないでください」

帰りのHRで先生が生徒に言いました。

皆、素直に窓枠に置くのをやめたわけですが、

18~19歳のコゾーはまだまだイタズラ盛り。

「西武線の線路脇に転がしとくか」

「いやいや神田川に流しちゃおうぜ」

「どっちもコエーって!!」

一同爆笑。



実際にはやりませんでしたけどね(笑)


少し前、ニュースで、

「車のトランクから髪の毛が出てる」

という通報を受け警察が出動!死体遺棄事件か!?

なんてやってましたが、

実は、理容師だか美容師が技術講習に行くために

車のトランクに入れていたウィッグだったというオチでした。

その報道を見て、

「ありゃ絶対、周囲を驚かそうとワザとやったんだ」

と思ったと同時に「まさか、中央校の卒業生?」

なんて思いましたが違ったみたいでした(笑)

(決して「先を越された!」とは思いませんでしたよ^^)



何かイタズラを思いついたら連絡ください。

ウィッグなら余ってます(笑)



カンバンできました。
  


Posted by すがぬま理髪店 at 13:59Comments(0)修行時代