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2011年07月27日

子供の頃の思い出 その008

またまた昔話^^


小学校高学年の時、担任のアラカワ先生に言われました。

スガ(先生は児童をあだ名で呼んでいた)っちお父さんにさ、

ハサミ(カットするハサミ)借りてきてくれない?」

理由は忘れましたが、多分髪の長い児童を先生が切ろうとしてた??

(頭髪検査などは特に無かったので先生の好意か???)

「じゃ聞いてくるね。」とタメ口で答えた覚えが^^

家に帰って親に話すと「ハサミは高価だから貸せられない」との返事。

翌日、先生にそのまま話すと納得してくれた様子。

先生も半分冗談で言ったのでしょうね。

今考えると本気ではなかったのでしょう。


理美容で使うハサミは高価です。

もちろん激安なハサミもあります(1~3万円とか)。

技術者(美容ではスタイリストというカコイイ言い方をするw)の個々の考え方ですが、

やはり5万円くらいからですかね、普通に使えるのは。

上を見たらキリがありません。でも僕は10万円以上のは持ってません。

高くても大事に使えば一生モノなんですよハサミって。


話がそれました。

ハサミを人に貸さない理由は値段だけじゃないんです。

やはり、職人の道具というのは他人に貸すものじゃないですね

(理容師は職人、美容師は商売人とよく言われる。

ただ、最近はよっぽど美容師の方が難しい事をやっていたりする。)

これが、相手がプロだとしても自分の道具を使われるのは

決して気持ちの良いものではありません。

(たかが床屋の道具だろ、って言われればそれまでですが

理容師にもプライドがありますから。)

もちろん、そんな理由を当時小学生の僕がわかるはずも無く。

僕が理容の仕事に付いた最初の頃もまだこれがわかりませんでした。

今はわかります。


何年も前、原付のオイル交換にバイク屋さんに行った時、

「自分でやってみたいので工具を貸してもらえませんか?」

なんて平気で言ってしまいました。

今思えばプロの道具を素人が借りようなんて、なんて失礼だったのでしょう。

それがわかってからは自分で工具を揃えオイルを買ってきて、

自宅でやるようにしました。


皆さん、試しに利用しているヘアサロンの方に、

「ハサミ、貸してください。ちょっと自分で切ってみたいんです。」

なんて言ってみてください。

もし借りられたら粗品進呈(笑)

うちは貸しません^^

  
タグ :理容


Posted by すがぬま理髪店 at 20:24Comments(3)バイクと育児と少年時代